セーラー服

斎藤和弘VOGUE NIPPON編集長の日記が同誌のメールマガジンに出ているが、おもしろいので、クリッピングしておく。
◆8月26日(木)
 朝から青山のレストラン「笄櫻泉堂」でBSフジの番組の収録。元米米
 ラブの石井竜也さんと対談する。収録前にメイクをされて少々戸惑う。
 石井さんは、かなり真面目な人である。終わって、ニナリッチ・ウォッ
 チのメイ社長が来社。夕方、突然社長室にセーラー服姿の編集部員が乱
 入してくる。あ、今日は49歳の誕生日であった。昨年に続きコスプレ。
 今年は、マツケンサンバ松平健が着ている本物の金色の着物を着せら
 れる。もちろんメイク、ヅラ付き。今日2度目のファンデーションであ
 る。会場の会議室には、年齢を超越したセーラー服の軍団。ビデオレタ
 ーで寄せられたファッション・ブランドのPRの方々のお祝いを謹んで拝
 聴する。夜、表参道でパルファン・クリスチャン・ディオールの香水発
 表パーティ。屋上が気持ちいい。

ファッション関係者得意の「馬鹿」騒ぎである。記念写真が見てみたいものである。

バブル華やかし頃、浦安のホテルでブラックタイのパーティがあり、各誌の編集者がこぞって着飾り、主催者差し回しのバスに乗ったところ、どうみてもキャバレーのホステスとウエイターにしか見えず、高速道路で併走するトラックの運転手に冷やかされたという話を、ファッション評論家に聞いたものだが、最近は編集者も正装が似合う位進化したのだろうか。